第17回 蛙のおっさん
今回はなにかつらくて笑いたくなった時とかに読んでいる、「蛙のおっさん」です
「月刊少年ライバル」という漫画雑誌で連載→ライバルが休刊の為、アプリ「マンガボックス」に移行の後、連載終了しています。
コミックスは全2巻刊行。
作者は現在「GANMA!」で「腸よ鼻よ」を連載中の島袋全優先生です。
ごく普通の小学生、大野ユキオは優しいお母さんと
なぜかいる、頭が蛙で体がおっさんの蛙のおっさんと脱力した同棲生活をする4コマメインのギャグ漫画です。
ユキオと蛙のおっさんを中心に、
頭がハエで体はボディビルダーのセレブなサラリーマン南風嶋さんとその娘フミカ
蛙のおっさんの後輩で、ヤーさんみたいな見た目だけどうさ耳がついている弁当屋の宇崎さん
といった文字に起こすだけでは表現が大変難しいのですが、
日常を描いているといっても登場人物のパンチが強くて非日常感もあり、読んでいて自然とのめりこむ面白さが最高です。
というか単純にギャグが面白い。これにつきます。
小学生のユキオは小学生らしからぬキレのあるツッコミはするし
蛙のおっさんはおっさんの生態も蛙の生態も見せるし
またモノマネ四天王だったりプロレスだったりと今の中高生わかるかこれ?みたいなパロディネタもあったり
島袋先生のご趣味かな?みたいなマニアックなネタ等、要素がたくさん盛り込まれているのですが全然気にせず読めます。
なにかしらギャグマンガを読みたい方、探している方にぜひともお勧めしたい漫画です。
うーん・・・。でも全2巻というのが読んでいてもう少し続きが欲しかった漫画でした。
冒頭でも触れましたが、もともと蛙のおっさんは月間少年ライバルという月刊誌で連載していました。
月間少年ライバルは4年前くらいに休刊してしまった少年誌です。
創刊号は2000ページ近いボリュームを中高生に向けて、ファンタジーやスポーツ、ギャグだったりと多ジャンルに挑戦していった印象が強い漫画雑誌でした。
ゲームのコミカライズとかも連載があり、今のオタクな私を創った漫画雑誌でもありました。私は創刊号から愛読していた雑誌の為に、休刊は非常に残念でした。
しかし売り上げ数が伸びず結果休刊に。その中で「蛙のおっさん」は休刊に押される形でマンガボックスに移行された経緯があります。
マンガボックスでも連載は追いかけていましたが、連載が結構早めに終わることになりました。
単行本未収録のエピソードもありまして、島袋先生のTwitterをフォローさせていただいていますが、UPされている画像に、蛙のおっさんの漫画やイラストがちょこちょこありました。
続きが読めなくて大変残念ですが仕方ない・・・・
そんな蛙のおっさんを描かれた島袋先生ですが、現在マンガアプリ「GANMA!」で連載されています。
タイトルは「腸よ鼻よ」
島袋先生本人の闘病生活をギャグテイストで書かれているマンガです。
闘病生活なのに、ギャグ!?と思いますがそこは島袋先生の作風の良さがでているんじゃないかなぁと思います。
こちらも隔週で金曜日に連載中。ぜひともこちらも「蛙のおっさん」と一緒に読んでみてください。
ではこの辺で~また次回。