やすのオタ日報

アニメやらサブカルチャーを発掘していく。日報とはいうがもし更新が忘れていたらごめんなさい

第15回 カウボーイビバップ

f:id:yasupanzer:20171216215501j:plain

今回取り上げるのはカウボーイビバップ

 

今どきのアニメも好きだけど90年代のアニメも好きな私です。

テレビでは1998年から1999年まで放送され

2001年には劇場作品も公開しているアニメです。

 

大まかなストーリーは

時は2071年。宇宙開拓時代を迎えた人類は太陽県内に生活圏を広げていた。しかし生活圏が増えた分、治安が悪化。

その対策として指名手配犯を捕まえる賞金稼ぎ「カウボーイ」たちが活躍している。

カウボーイ稼業を営むスパイク・スピーゲル(CV山寺宏一)と相棒のジェット・ブラック(CV石塚運昇)はおんぼろ宇宙船「ビバップ号」い乗り込んで宇宙を駆け巡っている。賞金稼ぎをしていく中で、奔放な美女フェイ・ヴァレンタイン(CV林原めぐみ)天才ハッカーエド(CV多田葵)、犬のアインが転がり込み、一同は緩やかな絆をはぐくみながら、行く先々で様々な騒動に巻き込まれていく・・・。

(以上WIKI参照)

 

カウボーイビバップの世界観は近未来の出来事で、地球が死の星と化した世界になっていて、

火星や金星等は人が居住可能な星へとテラフォーミングが行われており、そこで人類は生活しています。

 

と、世界観やストーリーをかなり簡単に書きましたが、早い話がカーボーイビバップは近未来のSFアニメです。

私もつい最近見始めたために「カウボーイ」の名がついていたので世界観としては80~90年代かなとは思ってたのですが、近未来を描くとはイメージとはいい意味で外れました(SF大好きマン)

 

 

まだ6話しか見ていないので見た主要人物だけをご紹介。

主人公、スパイク・スピーゲル

声は山寺宏一さんが担当しています。確かこれが初主演のアニメだった気がしますね。

普段は気だるい態度をとっていますが、いざとなったら決める男。それがスパイクです。自分の美意識を大切にし、危険な状況でも楽しむことができる、まさに戦う男。

山ちゃんボイスが相まってかなり激渋です。

個人的に見ていて思ったのが「難しそうなことをサラッとやってのける」という印象でした。かっこいい男って本当に「こんなことできるかよ!!」ということを片手間で片づけてしまうってイメージがあるのですが、スパイクはまさにそのイメージに当てはまる男でした。

 

スパイクの相棒ジェット・ブラック

声は石塚運昇さんが担当。

スパイクの相棒です。身長188センチの筋骨隆々の巨漢です。見かけによらず几帳面な性格で料理が得意で盆栽が趣味の36歳。見た目や趣味に反して案外若いのは少し驚き。

スパイク達が乗る宇宙船ビバップ号の船長でもあります。

彼もスパイクを支える裏方役として活躍しますね。スパイクが賞金稼ぎの実働ならジェットはオペレーターやらメカニックやらを担当していました。彼もあの体格で戦闘技能を持っていないわけではないと思うのですが、実働的な部分はスパイクに譲り、あくまでサポーターに徹しています。いい凸凹コンビと言ったところなのでしょうか。

 

美女

フェイ・ヴァレンタイン

声は林原めぐみさんが担当

本作のヒロインですね。初見の時になんてアダルティックなお姉さんなんだと思いました。中学の時の自分ならおっ勃っていた・・・。

おいくつなんでしょうと調べたら1994年8月14日、地球生まれの23歳(実年齢77歳)。

お姉さんすぎだろ・・・。これもまだエピソード的に見てはいないんですが、50年以上前に交通事故により致命的な怪我を負ってしまい、その当時の医療技術では治療することが出来なかった為、治療可能な時代まで冷凍睡眠をしていたそう。なるほど、じゃあ冷凍睡眠なら23歳ってことでいいな!!!!

彼女は最初カジノのディーラーとして登場しますが、金銭面の問題でなし崩し的にビバップ号に乗り込むことになります。あくまでスパイク達とは付かず離れずの居候の身ではありますが、、、。

けっこうザ・お転婆ヒロインといった印象を受けました。彼女は金にががめつい上に浪費癖があります。そのせいもありますが上述した冷凍睡眠のおかげで莫大な治療費の借金も背負っており、ビバップ号にトラブルを持ち込む一因にもなったり・・・。

でも自分は好きです。こんなきれいな人に振り回されたい。スパイクは「俺ぁごめんだね」って言いそうだけど。

 

 

アニメは基本一話完結式でスパイク達が賞金首を見つけては、捕まえに行き、そこでトラブルに巻き込まれたりします。

コメディな回もあればシリアス風味やホラーなお話も合って話によってテイストの路線が全然違います。本筋のハードボイルド路線はぶれずに様々なテイストを盛り込んでいくっていうのはかなり面白い見どころとも言えます。

 

カウボーイビバップの見どころというか聴きどころなのですが、ビバップのタイトルの通りBGMがかなりかっこいい。

OPの「Tank!」はもちろん劇中BGMはジャズミュージックが使用され、作品の世界観をより深く彩っています。

「Tank!」は運動会等で聞いたことがある人も多いのではないのでしょうか?

とにかくジャズミュージックが渋い。サントラが欲しくなりますね。

 

それと90年代アニメ特有の作画がカウボーイビバップの世界観に引き込んでくれます。日本のアニメってやっぱすごいって改めて思えます。

ガンアクションや、宇宙船の搭乗シーン、キャラの動き等、リアリティが込められていて、一話一話が映画のような感覚でした。

この技術が現在まで引き継がれてかつ進化しているって思うと、ひとつ前の世代のアニメを見るってかなり大切なのかなって思いますね。

 

まとめると「男ってこういうものなんだぜ」って伝えてくれるアニメです。

今を生きる若者こそ見てほしいというか、こんなかっこいい大人に憧れてみようと思えるきっかけが作れるような作品です。

実際に自分もスパイクみたいな男になりたいと思った輩です(笑)

 

まだまだ最後まで視聴しきれていないのですが、神アニメと称される理由の一端が見れたような気がします。最後まで見たら多分自分は感動で泣く気がするなぁ・・・。